神戸 女性専用 えりこ鍼灸治療室
今日のフェミニシン®️さん
2017年12月28日
昨日のフェミニシン®️さん
昨夜、最終の患者さんは月経痛の予防目的の若い女性。
彼女は毎月の月経のたびに強い痛みと脳貧血のために
失神するほどの症状に悩まされています。
以前、強い痛みに服用した鎮痛剤によってアナフィラキシーショックを起こし
失神、過呼吸、嘔吐などの症状が出て以来、鎮痛剤に対する恐怖感を持っています
痛みが強くても鎮痛剤を使えないまま我慢するしかなく
他の対処法も知らないのでどうすればいいか、、
パニック症状に近い心理状態に追い込まれてしまいます
月経のたびに襲われる予期不安との闘い。。
私自身の体験も思い起こし、耐えがたい辛さだろうと気の毒になります
1年前から鍼灸治療を続けていますが
痛みが半分以下には緩和されつつあります。
そして昨夜、治療直後に月経が始まりました。
予定だと3日後のはずなのに、まるで奇跡❗️
と彼女が明るい表情を見せるのは、そばに私がいるための安心感です
痛みが強いのに薬は使えず一人で我慢することの
不安感がないからなのです
「そういえば今朝、子宮が引きつるような痛みがあって怖くなった」
と話します
「それよ、ちゃんと体は教えてくれているじゃない、
ちょうど良いタイミングで治療できたね〜
しっかり治療してあるから、今夜は痛まないはず
安心して暖かく休んでね」と言ってホットパックを腰に入れてあげながら彼女を送り出しました
そして、今朝早くに連絡がありました。
「昨日も今日も全然痛くない、お陰様で助かりました」と
かわいいスタンプが届いたのは気持ちに余裕がある証拠ですね(o^^o)
このように、女性にとっての月経期間は
痛みばかりでなく様々な不快感が続き辛い時期ですが
それらの不快症状がたとえ一つずつでも解消されると
不安や恐怖に怯えて、うつうつとすることなく、次回の月経までの期間を明るく過ごすことが出来るのです
月経にまつわる様々な症状の改善には、同じ思いを共有し共感出来る
私たち女性鍼灸師が貢献したいですね(╹◡╹)
女性のための鍼灸治療 フェミニシン®️は 奥津えり子の登録商標です
Posted by 神戸 女性専用 えりこ鍼灸治療室